こんにちは、趣味で社会人バンドを
しているエミリです*
今回は、以下の様な
お悩みを見つけました。
最近バンドで、疎外感が感じるようになったのは多分私が悪いんだと思うんですけど…。
私が「この曲はできない」と言ったことをきっかけに、バンドメンバーからはびられてるような気がしてしまいます。
中学の時いじめられていてこういうのに過剰反応してしまう私が悪いのかもしれませんし…。
一人で溜め込むのつらいです。Via.知恵袋(分かりやすいように編集してます)
このお悩みの方、
すごく辛そうですね。
バンドをやっていると、
一人ポツンと仲間に入っていない人と
たまに出会います。
バンドメンバーだったり、
打ち上げの会場であったり。
「ただの人見知り?」
「何を考えてるの?」
「体調が悪いの?」
とか、心配になったりしますが
あなたはいかがですか?
上記お悩みを読んで、
以前エミリのバンドにもいた
仲間に入ろうとしないメンバーについて
思い出したので振り返ってみました。
一人ポツン、ギタリストMくん
以前、一緒にやっていた
バンドメンバーの話。
ギタリストMくんは、
普段はとても面白くて
よくしゃべるタイプの人。
しかし、
あるライブからMくんの
様子が急変しました。
不機嫌に近い感じのオーラを放ち、
グラサンをしてライブ会場でも
ずっとかけたまま表情が
分からない感じでした。
Mくんは、
一人になりたがり、他メンバーと
最低限のことしか会話しないという
感じで楽しくなさそうでした。
ライブに緊張しているのかな?
と、思っていたのですが、
強烈にいつもと違ったオーラを
出してたのでとても気になりました。
その日のライブは、
普段通りに終えましたが、
Mくんのいつもと違う雰囲気が、
エミリの中で引っかかっていました。
Mくん、ブログで心の内側を告白
当時、エミリたちのバンドは
一つのブログにメンバー全員が
日々の感じたことやバンド活動に
ついての日記を書いていました。
その日記には、
メンバー全員が日々の思っていることを
赤裸々に綴っていたので、
今、振り返ると濃いブログでした。
ライブでいつもと違う雰囲気だったMくんが、
早速、次の日にブログを更新していたので、
エミリはドキドキしながら見ました。
すると、以下のように書いてありました。
「今の俺は疎外感が半端ない。
服装にしろ、
髪型にしろ、
考え方にしろ、
音楽にしろ
俺はここにいる人間じゃないのかもな。」
これを読んだときエミリは、
ドキっとしました。
やはり、なにかしらバンドに
対する思いを秘めていたのか・・・っと、
すごく納得したのを覚えています。
たしかに、Mくんはバンドの中で
一人だけ見た目や音楽や考え方が
他メンバーとは少し違っていました。
振り返るとMくんは、
他メンバーに自分のすべてを
合わせようとしていたように思います。
Mくんは、急変したのではなく
自分ではない、自分になろうとして
疲れたのかもしれません。
疎外感を感じるのはなぜ?
Mくんは、
自分らしい見た目や考え方を出せずに
バンドに対して居心地が悪いと思い
疎外感を感じてしまいました。
バンドに限ったことではないのですが、
どこかの集団やグループに属せば、
多少なり疎外感に悩まされてる人は、
いるのではないでしょうか。
属している全員がその場を楽しく
過ごすということが一番ですが、
いろんな思考の人が集うわけですから
そういう人が出てくるのは、
自然なことなのかもしれません。
居心地の良い場所・悪い場所
人は誰でも居心地の良い場所・
悪い場所って存在しますよね。
エミリの居心地の悪い場所は、
キャピキャピ女子の集団です。
女子的会話に疎いので、
そんな中にいるときは
疎外感を感じてしまいます。
ここでいう、女子的会話とは
○○くんかっこいいよねとか、
ブランドの○○が欲しいとか、
あそこのスイーツ美味しいよ
とか・・・。
エミリも調子が良い時は、
話にのっかれるのですが、
そんな話ばかりだと疲れちゃいます。
Mくんもきっと、
そんな状態だったのだろうと思います。
居心地が悪いと態度やブログで
表現していたことは、
自分らしさを抑えつける自分に
抵抗していたのかもしれません。
自分らしく生きるために
自分らしく生きることって、
そう簡単なことではないと
エミリは思っています。
自分らしさは他人が存在しなければ
出すことができません。
他人が存在するということは、
自分らしさを受け入れてもらえる
または受け入れてもらえなくとも貫く
といった強い精神が必要なわけです。
そう考えると、
自分らしく生きていくのは
並大抵のことではなくすごいパワーと
情熱をもって自分自身を
成長させていく必要があります。
ただ、エミリは思うんです。
真の楽しさ(感動や幸福感)は
そこにしか生まれないと・・・。
だから、人は死ぬまで
自分らしく生きることを
追求し続けてしまうし、
自分らしくいられる場所を
求めてしまうのかもしれません。
メンバーからはびられているような
気がしてしまうお悩みの方も、
疎外感を感じたギタリストMくんも、
エミリのキャピキャピ女子苦手も、
自然なことであり、今後どのようにも
変化していけそうな気がします。
まとめ
今回は、
バンド活動でよく出会う
疎外感を感じてしまっている
メンバーのことを振り返ってみました。
人それぞれ、
場所は違うかもしれませんが
自分が浮いちゃいそうな場面を
極力避けたくなります。
周りを気にするというのは、
良い場面もあれば、
邪魔になる場面もあります。
そう考えると、
簡単なことではないですが
自分らしくいられる場所を
見つける努力よりも、
どこでも自分らしくいられる
人間を目指すことのほうが
楽しく生きて行ける気がします。
もし、バンドの人間関係で
お悩みの方は「お問い合わせ」へ、
ご相談ください。
あなたのお悩みに少しでも
寄り添えたらと思います。
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